
Cloud Paperは無料で見積書や請求書を作成できる、いわゆるクラウド型の無料帳票作成ソフトとなっていますが、実はそれだけではありません。
Cloud Paperでは作成した見積書や請求書を有料で発送するまでできるという他には無い特徴があります。
この発送サービスにより、作成した見積書や請求書を印刷などすることも無く発送することができるのは実際の会計処理を考えれば非常に大きいのでは無いでしょうか。
一通170円という値段が高いか安いかというのは利用する企業や個人が判断することではありますが、切手や封筒の代金も考えれば決して高いと言うことは無いのでは無いでしょうか。
実際に膨大な量の請求書の封筒を準備したり切手を貼ったりする作業の手間を考えると170円というのは非常にリーズナブルに感じるようになります。
ただし、このCloud Paperを利用するならば1つ注意しておかなければならないことがあります。
それはクラウドで専用のサーバーがあるとは言え、ネット上に請求書や見積書を出す顧客や取引相手の個人情報を入力するということです。
もちろんその情報が公開されると言うことはまず有り得ませんが、絶対ではありません。
単に個人情報だけで無く取引の内容まで流出する可能性もあるということをきちんと踏まえた上で利用するようにしましょう。
ただ、そうしたデータ流出に関しては気にしすぎかもしれません。
Cloud Paperのようなセキュリティがしっかりしているクラウド型サービスよりも、自社のパソコンから情報が流出する可能性の方が実際にはより高いはずです。
ただし、それでも情報の流出は信用の喪失を意味するため、心配しすぎてムダと言うことはないはずです。
大切な取引相手やお客さまに関してはCloud Paperではなく手作業で発送する方がこちらの思いを伝える意味でも無難では無いでしょうか。
万が一でも情報が流出しても問題の少ないその他大勢の取引先への帳票作成発行などはCloud Paperを上手く活用して問題は無いでしょう。